トランプの一般教書演説 2026
トランプの一般教書演説(SOTU)、史上最長という「偉業」を達成
嘘の量もおそらく史上最多水準。ただし「大嘘」じゃなくて「小嘘」の積み重ね。一個一個はしょうもない嘘なのに、合計するとまったくデタラメな現実像が出来上がるという構造になっている。
経済については、トランプの支持率は壊滅的なのに、実体経済はそこまでひどいわけじゃない。雇用も物価も「まあ取り立てて悪くはない」程度。なのに国民が怒っているのはなぜか?
答えは「住宅」と「医療費」。標準的な指標に出てこない「生活の苦しさ」が根っこにある。しかもトランプはその問題を完全スルーして、むしろ事態を悪化させる関税をゴリ押しし続けている。支持率最悪なのに学習しない。
もう一つの問題は「約束と現実のギャップ」。食料品価格を下げる、エネルギー価格を半減するとか言ってたのに、何一つ達成されていない。さらに「経済は超好調!」と大ボラ吹きながら、実際には格差拡大で取り残される人が増えているというK字型経済の現実がある。 「世界からの尊敬」についても大嘘。「アメリカは今や史上最高に尊敬されている」と言い張っているが、Pewの調査では実態は逆で、世界中からかつてなく軽蔑されている。同盟国への信頼も崩壊しており、キール研究所のデータでも明らか。
「恐れられる」のと「尊敬される」のは別物。今のアメリカはバーにいる酔っぱらいのチンピラみたいに「近づくと危ないから避けとこう」という意味で怖がられているだけ。第二次世界大戦前以来の弱体化した国際的地位。
あの演説でトランプの支持率下落トレンドが反転することはまずない。次の手はイラン攻撃か?